京都嵐山芸術祭2022 初開催を終えて…
(以下長文ですが、どうかお付き合いください)
京都の名勝「嵐山」の地にて11月3日から12日の10日間にわたり行われた「京都嵐山芸術祭」。
企画発案から実施までたったの3ヶ月という短い時間で無事に初開催が叶ったのは『今こそ嵐山を変えなければならない』という熱き想いを持った地域の方々、この芸術祭に参画したアーティストの皆さん、そしてその想いを感じ、応援してくださった多くの方々による賜物です。
開催日10日前からと直近での情報公開にも関わらず、会期中の動員数は2,000名を超え、12日のクロージングパフォーマンスでは300名を超える方々に歴史文化と美しい自然景観を有する嵐山で新たに芽生えた芸術の息吹を感じていただき、多くの応援メッセージをいただきました。
嵐山の主産業の一つである観光と芸術の振興をテーマに切り拓いた京都嵐山芸術祭2022。少しでもこの取り組み意義を感じていただいた皆々様へ、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
閉幕から早くも半月以上が過ぎ、主催の(一社)嵯峨嵐山観光文化振興会を筆頭とした企画運営各事業者や地域事業者で構成された「TEAM京都嵐山芸術祭」はこの芸術祭の意義を実証するための情報整理を行っています。
現在集計中の京都嵐山芸術祭の意義を問うWebアンケート調査では、2,500件以上の回答を得て、次年度以降に向けた取り組みに対しての貴重な参考情報となっています。
また、京都嵐山芸術祭と併せて起ち上げられたクラウドファンディング企画『みんなの嵐山を未来へつなぐ│嵐山景観保護プロジェクト』では、これからの嵐山を担うチャリティーイベントとして京都嵐山芸術祭の開催意義のモデル検証を行いました。
嵐山を愛する地域住民の皆さん、嵐山に根付いた事業者の皆さん、この企画を通して嵐山に関わったアーティストや企画・運営事業者/スタッフの皆さん、そして嵐山を訪れる皆々様の思い出や想いを繋ぎ、日本を代表する観光地が抱える問題の可視化と解決策、全国の地域活性に寄与するモデルケースを発信するための試行錯誤を重ねていく所存です。
10年先、20年先もこの京都嵐山芸術祭…