小出稚子
日本・オランダ・インドネシアで作曲とガムランを学ぶ。最近は、「時間」をテーマにタップダンスを演奏に組み込んだ打楽器四重奏曲「JamticJamtac」、東南アジアの雨季のじっとりとした湿度と、その環境に静かに埋没してゆく感覚を描いたオーケストラ作品「南の雨に耽る」、香川のソウルフード・讃岐うどんと日本三大たぬきの1匹・太三郎をテーマにしたピアノ独奏曲「うんぽこどんぽこ」などを発表している。第17回芥川作曲賞、第76回日本音楽コンクール作曲部門第2位と聴衆賞、第18回出光音楽賞、アリオン賞等を受賞。